OURAI INC.●
2026.07.05●
CHARACTER IP RESEARCH — v2
候補キャラクターIP 詳細レポート
ガジェット商品化を前提とした候補13キャラの個票。総覧の行をタップすると各項目へ移動します。判定・ステージ・「ガジェット未展開」の記述は2026年7月時点の調査範囲によるもので、実行前に各版元への直接確認を要します。
INDEX — 総覧(タップで各項目へ)
| # | キャラ | 誕生/火元 | IP元 | ステージ | 判定 |
| 01 | えもじの子(仮) | 2024.11/LINE絵文字→X | LINEヤフー | 開放直後 | ◎ 本命 |
| 02 | ブルーハムハム | 2019頃/X・YouTube | CHOCOLATE | 成長中〜後半 | ◎ イヤホン本命 |
| 03 | ピクイク(トルスン&トルスニ) | 近年/韓国SNS→Instagram | 個人クリエイター(韓国) | 発芽期ど真ん中 | ◎ 直談判枠 |
| 04 | ホイッピ&ラッピ | 2025/X | CHOCOLATE+GRAPESTONE | 成長中盤 | ○ |
| 05 | チェゴシム | 2020/韓国SNS | 作者氏/日本窓口CHOCOLATE | 成長中盤 | ○ |
| 06 | ラッコズ/けたくま | 2020前後/X | CHOCOLATE(たかだべあ) | 成長初〜中盤 | ○ 束の若い弾 |
| 07 | モナムヒ(MONAMHEE) | 近年/韓国SNS | 韓国発(要調査) | 発芽期 | ○ 要深掘り |
| 08 | エスターバニー | 2010年代/Instagram | Esther Kim氏 | 成長中盤 | △ |
| 09 | やぁねこ(すぐる画伯) | 2023/Instagram | すぐる画伯(吉本興業) | キャラ単体は発芽 | △ 供給契約向き |
| 10 | んぽちゃむ | 2022頃/X | CHOCOLATE CCL(可哀想に!) | 成長後半 | △ |
| 11 | おでかけ子ザメ | 2020/X | ペンギンボックス氏/KADOKAWA | 収穫期 | × 見送り |
| 12 | らぶいーず | 2023頃/TikTok | 日本テレビ(NTV) | 収穫期入り口 | ▲ 降格 |
| 13 | パペットスンスン | 2021/YouTube・TikTok | CHOCOLATE | 収穫期 | × 比較基準 |
No.01
えもじの子(仮)
◎ 本命
© LY Corporation
- キャラ名
- えもじの子(仮)。「(仮)」までが正式名称(生態の全容が不明なため)。派生キャラ「しろみの子(兎)」の展開も予告済み。
- 方向性
- 無言・無名・正体不明。「気づいたらLINEにいた」というミステリー性がコンセプトそのもの。
- 特性
- 黄色い顔に手足の生えたシンプルなフォルム。「無言で圧をかける」「虚無」など、言葉にしにくい感情を絶妙な表情で表現。かわいさとシュールさの同居。喋らないキャラとして一貫。
- 背後のストーリー
- 物語を語らないことが物語。無名期間に「LINEのあいつ」とユーザーが呼び名を発明し、ファンアートと遊び方が自然発生。ぬいぐるみは個体名非公表・単位「もじ」で、ファンが愛称をつける。余白の設計でユーザーを物語の共作者にする構造。
- 誕生・着火
- 2024年11月25日、7年ぶりのLINEデフォルト絵文字刷新に「こっそり紛れて」登場。直後にXで話題化、数カ月でシリーズ累計DL数百万件。X公式フォロワー約40万。SHIBUYA109 lab.のZ世代キャラ部門3位。
- 受けてる層
- Z世代中心のLINEユーザー(10〜20代)。感情の言語化に悩む層全般に機能し、性別の偏りは小さいと推測。VTuber等の発信者層にも波及。
- IP元
- LINEヤフー(© LY Corporation)。作者は「とくめいきぼう」名義で非公表(カナヘイ氏説が有力だが未確認)。
- まろの思う美味しいポイント
- 2026年に初の公式グッズ化・ライセンス展開が開始された直後。外部が乗れる窓が開いたばかりで、ガジェットはほぼ確実に空白。候補中唯一「ダンボー的な空白の鮮度」が現存。
- 「気づいたらいた」→「気づいたらカバンに付いてた」でモバイルバッテリー・イヤホンの携帯文脈と直結。
- 感情表現キャラなので、バッテリー残量×表情連動の演出が設定に矛盾なく成立。
- 懸念:版元が大企業。ただしライセンス条件が固まっていない今は交渉余地でもある。
No.02
ブルーハムハム
◎ イヤホン限定の本命(v2で追加・昇格)
© CHOCOLATE Inc.
- キャラ名
- ブルーハムハム(BLUE HAMHAM)。4兄弟。
- 方向性
- 音楽×キャラ。音を「食べる」という一点突破の世界観。
- 特性
- 青い宇宙ハムスターの4兄弟。トレードマークがヘッドフォンで、皿もコップも車も傘も彼らの前では楽器になる。豊かな動きのアニメーションが本体。
- 背後のストーリー
- 音を食べて生きる宇宙ハムスター。惑星プロキシマbから地球旅行の途中で迷子になり、地球人に拾われ研究施設に保護されている。人間社会の音の美味しさに驚き、地球のあらゆる音楽を味わうことが夢。
- 誕生・着火
- 2019年頃からX・YouTubeでアニメーション動画を展開(公式X開設2019年11月)。Marshmelloとの公式コラボ、ANNA SUI、CHILL OUT、花王MEMEME(2025年11月)など異業種コラボ実績多数。
- 受けてる層
- 音楽好きの10〜30代。ビートボックス・クラブミュージック文脈に強く、キャラ好き層と音楽リスナー層の重なりを取れる。海外リーチもある。
- IP元
- CHOCOLATE Inc.(CHOCOLATE CHARACTER LABEL、作者:有村泰志)。
- まろの思う美味しいポイント
- 「ヘッドフォンが身体の一部」のキャラにとって、イヤホン・オーディオ製品は唯一設定上の必然性がある商品。他のどのキャラよりコラボの理屈が強い。むしろ公式イヤホンがまだ無い方が不自然な水準で、調査範囲では音響ガジェットの既出は未確認。ここが空いてるなら取るべき筆頭。
- 「音を食べる」設定は、充電(エネルギーを食べる)との相性も良く、バッテリー側への展開余地もある。
- CHOCOLATE束交渉に含められる。ホイラピ・チェゴシムと同一窓口。
- 懸念:コラボ回転数は既に高く、雑貨系の空白は薄い。狙いは音響カテゴリ一点に絞るべき。
No.04
ホイッピ&ラッピ
○
© CHOCOLATE Inc. / GRAPESTONE
- キャラ名
- ホイッピ&ラッピ(通称ホイラピ)
- 方向性
- 「ポップで狂気」。癒し系飽和へのカウンター。
- 特性
- 自由気ままなホイッピ×愛が強すぎるラッピ。噛み合わない2人の愛ゆえの攻防戦。レトロポップな作風と狂気的だけど憎めない関係性。
- 背後のストーリー
- 執着・依存・重い愛という現代的感情をコメディに変換。共感でなく「目が離せない」で引っ張る物語型。
- 誕生・着火
- 2025年、CHOCOLATE Inc.+GRAPESTONEの共同プロデュースで始動。X中心に拡大、2025年1月に渋谷サクラステージで初POP-UP、以降全国巡回。ヴィレッジヴァンガード2026年福袋起用。
- 受けてる層
- X利用の10〜20代女性中心と推測。ヴィレヴァン的な「外した可愛さ」を好む層。
- IP元
- CHOCOLATE Inc.+GRAPESTONE(2025)。グッズはエンスカイ・KADOKAWA・グッスマ・ムービック等参入済み。
- まろの思う美味しいポイント
- 2人組キャラで左右ペアイヤホン構造の筆頭(らぶいーず降格後の受け皿)。重い愛のラッピと自由なホイッピを左右に分ける設計は、関係性がそのまま製品構造になる。
- 雑貨系は参入済みだがガジェットは調査範囲で未確認。
- 懸念:窓が狭まる速度が速い。
No.03
ピクイク(トルスン&トルスニ)
◎ 直談判枠(v2.1で追加・ともみ発掘)
作者インタビュー(Perfect World Tokyo)
- キャラ名
- ピクイク。緑の彼氏「トルスン」×茶色の彼女「トルスニ」。この2人のほかに8匹の仲間がいて、近く日本のアカウントでも紹介予定と作者が公言。
- 方向性
- カップルあるある×「残念すぎて愛おしい」。作者自身が「どうすれば残念すぎて愛おしく見えるか」を制作の軸に置いている。
- 特性
- 彼女の前ではメロメロ、他人の前ではイキるトルスンの二面性ネタ、突然のマッチョ化、「彼女が憎たらしいとき刑務所に送る方法」など飛躍したギャグが核。ゆるかわ造形にウィットの効いた落差を載せるスタイル。
- 背後のストーリー
- 韓国在住の個人クリエイターによる作品。おぱんちゅうさぎ(可哀想に!)から強い影響を受けたと公言しており、「ピクイクで世界のキャラクター市場を征服したい」と語る野心型。韓国本国アカウントと日本語アカウントの二本立てで運営。
- 誕生・着火
- 韓国SNS発。日本版Instagram(pikuiku_jp)はフォロワー約6.5万・66投稿ながら、リール再生は51万〜77万回(2026年7月確認)。再生数がフォロワー数の約10倍=発見タブ主導の拡大期ど真ん中で、フォロワーはこれから再生を追って伸びる局面。2026年6月に日本のキャラグッズメディアが作者インタビューを掲載。
- 受けてる層
- カップル・恋愛あるある層(らぶいーずと同市場)。10〜20代中心と推測。彼氏彼女どちら視点でも刺さる構造で、男女両方にリーチする余地がある。
- IP元
- 韓国在住の個人クリエイター。事務所なし、プロフィールに連絡先メールが公開されており直接交渉が可能。
- まろの思う美味しいポイント
- らぶいーず(現・日テレ版権)が実証したカップルあるある市場の、発芽期にいる同型キャラ。座標としては2023年のらぶいーずに相当し、版元に取られる前の生木の状態。
- 2人組カップルなので左右ペアイヤホン構造がそのまま適用できる。トルスン&トルスニを左右に分ける設計は関係性がそのまま製品になる。
- 個人直窓口=フタロウ型の機動力が使える唯一の海外発候補。DM一本で始められ、仕込み値は候補中最安クラス。外しても傷が浅い。
- 懸念:若さそのもの。消える可能性は当然あるし、権利が個人管理のため契約設計(商品化権の範囲・地域・期間)は丁寧に。日本での実勢はこれから。
- 付記:本キャラはレポート調査ではなく、ともみさんがInstagramの現場で直接発掘したもの。ダンボー・フタロウ氏と同じ回路による三例目。
No.05
チェゴシム
○
©choigosim
- キャラ名
- チェゴシム(최고심=最高心)。登場キャラ全員が「チェゴシム」(愛称ゴシムちゃん)で、色も形も個体名もバラバラ。
- 方向性
- スーパーポジティブ。自己肯定感・セルフラブの体現。
- 特性
- 落書き調のゆるいタッチ+レトロポップ配色。「ポジティブだけど適当」なメッセージが核。「お守りカード」が看板商品。
- 背後のストーリー
- 作者がSNSに「絵、勝手に持って行って」と書いて自由利用で拡散した、開放による着火の経緯。キャラでなくメッセージがIPの本体。
- 誕生・着火
- 2020年、韓国在住のイラストレーター・チェゴシム氏が創作。韓国でアパレルコラボ即日完売、ソウルPOP UPで平日2〜3時間待ち。TWICE・NewJeansメンバーが着用投稿。SNS総フォロワー80万超(2024年4月、韓中込み)。日本は2024年4月にCHOCOLATEが本格上陸させ、新宿・原宿POP UP、フリュープライズ、サンキューマートまで進行。
- 受けてる層
- Z世代女性中心。韓国カルチャー好き、推し活層(現場で愛用)、自己肯定感・ご自愛需要の層。
- IP元
- 作者チェゴシム氏。日本窓口はCHOCOLATE Inc.(ライセンス問い合わせ窓口公開済み)。
- まろの思う美味しいポイント
- 「お守り」文脈が確立済み。バッテリー=電力のお守り、充電=励ましの重ね合わせでコピーがほぼ完成している。ポジティブメッセージ入りモバイルバッテリーと直結。
- ガジェットは調査範囲で未確認。CHOCOLATE束交渉の一角。
- 懸念:K-カルチャー連動ゆえ鮮度カーブが外部要因に左右される。
No.06
ラッコズ/けたくま
○ 束の若い弾(v2で追加)
©たかだべあ/raccos.com
©たかだべあ/ketakuma.com
- キャラ名
- ラッコズ(陽気なラッコたち)/けたくま(けたたましく動くクマ)
- 方向性
- ゆる×動きのコメディ。GIF・短尺アニメ文化圏。
- 特性
- ラッコズは好奇心旺盛な陽気ラッコ集団。けたくまは長い手足で激しく動くことが生きがいのクマ(好物サーモン、友達はけたたまわんこ)。どちらも「動き」に魅力の核がある。
- 背後のストーリー
- 作者たかだべあ氏は「パンダと犬」で知られるクリエイターで、SNS漫画・GIF文化の古参。キャラに重い物語は載せず、日常の可笑しさで回すタイプ。
- 誕生・着火
- 2020年前後からX展開、2022年にCHOCOLATE CHARACTER LABEL発足時のラインナップ入り。
- 受けてる層
- X利用の20〜40代。ちいかわ系より笑い寄りで、男女比の偏りが小さいと推測。
- IP元
- CHOCOLATE CHARACTER LABEL(作者:たかだべあ)。
- まろの思う美味しいポイント
- CHOCOLATE束の中で回転数がまだ低い側。束交渉の「安く仕込める枠」として価値がある。モバイルバッテリー・イヤホンのキャラ替え回転ラインに組み込む前提の弾。
- 単体でブームを起こす型ではない、というのが俺の見立て。主役でなく脇として使う。
- 情報の厚みが薄いため、人気の現在値は要実査。
No.07
モナムヒ(MONAMHEE)
○ 要深掘り(v2で追加)
LINE FRIENDS SQUARE JAPAN 取扱商品
- キャラ名
- モナムヒ(MONAMHEE)
- 方向性
- ゆるかわ×シュール。ヒーリング系+共感系。
- 特性
- なんとも言えないゆるい表情とシンプルなフォルム。「力の抜けた可愛さ」。キーリング(バッグチャーム)が人気で「バッグにつけるだけで韓国っぽい」とファッション感覚で取り入れられている。
- 背後のストーリー
- ビジュアルだけでなく世界観で支持されているとされるが、日本語圏の情報が薄く、物語の実態は要調査。
- 誕生・着火
- 韓国SNS発。日本のZ世代への浸透は初期段階と推測。
- 受けてる層
- 韓国トレンドに感度の高いZ世代女性。
- IP元
- 韓国発。版元・日本窓口とも未確認(要調査)。
- まろの思う美味しいポイント
- 情報が薄いこと自体が発芽期の証拠。チェゴシムの2020〜2023年に相当する位置にいる可能性があり、当たれば仕込み値が最も安い。
- キーリング人気=「カバンにぶら下げる」文化と既に接続しており、モバイルバッテリー・イヤホンのようなぶら下げ系アクセサリーの受容性は高いと推測。
- 懸念:推測の比率が候補中最大。版元特定と日本での実勢調査が先。ここはともみさんの現場感で見る価値がある。
No.08
エスターバニー
△(v2で追加)
© Esther Kim
- キャラ名
- エスターバニー(Esther Bunny)
- 方向性
- ガーリー×ドリーミー。「可愛いのにちょっと切ない」。
- 特性
- ふわふわのピンクのうさぎ。大きな目とやわらかい表情、可愛いのにどこか寂しげな佇まい。
- 背後のストーリー
- 韓国系アメリカ人アーティストEsther Kim氏の分身的キャラクター。アートワーク発でファッション文脈が強い。
- 誕生・着火
- 2010年代にInstagram発。韓国・日本のZ世代に浸透し、Popteenの10代女子調査で韓国キャラ人気1位。コラボブランドとグッズが増加中。
- 受けてる層
- 10代〜20代前半女性。スクールバッグにつける等、平成ガーリーリバイバルとY2K文脈の中心層。
- IP元
- Esther Kim氏(海外アーティスト)。日本のライセンス窓口は要確認。
- まろの思う美味しいポイント
- 10代女子の実勢1位というデータは重い。ただし「コラボが増えてきた」と当事者に認識されている段階=窓が狭まり始めている。
- ピンク×ガーリーはcheeroの既存Smartシリーズのカラー戦略(ピンク人気)と接続する。
- 懸念:海外作家IPで窓口が重い可能性。ダンボー型の機動力が活きにくい。
No.09
やぁねこ/すぐる画伯
△ 物語供給契約向き
©すぐる画伯/吉本興業
- キャラ名
- やぁねこ
- 方向性
- ほのぼの・癒し。作者の「投影」として日常を過ごす存在。
- 特性
- ゆるいタッチの白い猫。「こうだったらいいのに」を代わりにやってくれるキャラ。
- 背後のストーリー
- 作者すぐる画伯は横浜市役所→NSC→ピン芸人→吉本興業初のイラストレーターという経歴。1コマ漫画をInstagramに毎日投稿し続け、やぁねこは2023年の個展を機に誕生、名前はトークライブでファンと決めた。キャラの誕生自体がファンとの共作。
- 誕生・着火
- 作家本人は2020年頃からInstagramで拡大、フォロワー約44万。やぁねこ単体は2023年誕生、書籍『366日、やぁねこといっしょ』(2024年)で主役化。
- 受けてる層
- Instagram中心の20〜40代、仕事終わりに癒しを求める社会人層(毎日夕方投稿の設計)。女性比率高めと推測。
- IP元
- すぐる画伯本人/窓口は吉本興業。シャープ(ホットクック)、Vジャンプ連載等の企業実績。
- まろの思う美味しいポイント
- キャラ買いでなく「絵+物語の継続供給」をセット契約できる相手として唯一無二。毎日投稿を年単位で続けた供給力は実証済み。
- やぁねこ単体は発芽期でガジェット未確認。空白は広い。
- 懸念:ファンが作家本人についている構造。吉本窓口で個人直の機動力は使えない。
No.10
んぽちゃむ
△(v2で追加)
©可哀想に!/CHOCOLATE Inc.
- キャラ名
- んぽちゃむ。大親友「きみまろ」とセット。
- 方向性
- ゆる×シュール。天然だけど憎めない癒し。
- 特性
- 真っ白でふわふわ・むちむちの「ヨーグルトの妖精」。通貨はマカロン(円が使えないので買い物ができない)という力の抜けた設定。
- 背後のストーリー
- 作者は「おぱんちゅうさぎ」の可哀想に!氏(SNS総フォロワー約190万超)。切なさとシュールが同居する作風の第二の柱。
- 誕生・着火
- 2022年頃X発。2023年3月に原宿で初POP UP。以降サンスター文具・バンダイ・タカラトミーアーツ・CRUX等が参入し、2025年秋には100円ショップ(セリア・キャンドゥ)のオリジナルグッズまで到達、即売り切れの人気。
- 受けてる層
- 10〜30代女性中心。おぱんちゅうさぎファン層と連続。推し活グッズ用途(A4ファイル・パスケース等)での購買が目立つ。
- IP元
- CHOCOLATE CHARACTER LABEL(作者:可哀想に!)。
- まろの思う美味しいポイント
- 前回「おぱんちゅの弟分で余地あり」と見てたが、深掘りの結果下方修正。100均オリジナルグッズまで到達している=手垢がつき始めた段階で、空白の旨みは薄い。
- ただしガジェットカテゴリ自体は調査範囲で未確認。CHOCOLATE束の交渉次第で「ついでに取る」なら悪くない。
- ふにゃっとした輪郭ともこもこ素材のガジェットケースとの質感相性は候補中最良クラス。
No.11
おでかけ子ザメ
× 見送り(v2で追加・結論は見送り)
©ペンギンボックス/KADOKAWA
- キャラ名
- おでかけ子ザメ(子ザメちゃん)
- 方向性
- レトロ×切ない×温かいショートコミック。
- 特性
- 地上で暮らす小さな子ザメ。丸くグレーのぽてっとした造形。セリフなしでも通じる仕草の表現力。
- 背後のストーリー
- ちょっと懐かしい匂いのする「八魚町」で暮らす子ザメの小さな大冒険。孤独と親切の話で、大人が泣ける構造。
- 誕生・着火
- 2020年、ペンギンボックス氏がXで発表(GIF・漫画)。KADOKAWAから書籍7巻、2023年TVアニメ化、2025年8月に映画公開、2026年に初の展覧会開催。サンリオ・RODY・ちびゴジラ等コラボ多数、むにゅぐるみ・ポーチ類も展開済み。
- 受けてる層
- 20〜40代女性中心、癒し・ぬい活層。声優ファン層にも波及。
- IP元
- ペンギンボックス氏(書籍・問い合わせはKADOKAWA)。
- まろの見立て
- 以前の会話で俺が「形状の奇跡枠」として挙げたキャラだが、深掘りの結果撤回。映画化・展覧会・コラボ多数で完全に収穫期。しかもポーチ・ぬいぐるみ領域は「むにゅぐるみパティオ」等が既に押さえてて、cheeroが今から入る旨みがない。イヤホンケース形状一致のアイデアだけ、より若いキャラに移植する。
No.12
らぶいーず
▲ 降格(据え置き)
© 日本テレビ放送網
- キャラ名
- らぶいーず(Loveeeeeeeeeeeeez)。すもっぴ×ぴょんちーのすもぴょんカップルほか複数カップル構成。
- 方向性
- 恋愛あるある。感情の揺れをコミカルかつ共感性高く。
- 特性
- 足が3〜5本のぷにぷにフォルム+甘えた声。メンヘラワードとツンデレの応酬が中毒性の核。男の子側にメンヘラ属性を置く性格配置。
- 背後のストーリー
- カップルの解像度の高いあるあるの連続。「尊い」「私たちみたい」の自分ごと化型。
- 誕生・着火
- TikTok発。2023年「TikTok Creator Awards Japan 2023」Animation Creator of the Year受賞、1年でフォロワー150万増、現在SNS総フォロワー200万超。作者非公表(個人または小規模チームと推測)。
- 受けてる層
- Z世代・α世代中心。カップル層+絵本・ちゃお連載で小学生女子まで拡大済み。
- IP元
- 日本テレビ(NTV)。タカラトミーアーツ商品、東名阪POP UP、Switchゲーム開発、エポスカード(2026年4月〜)、日テレ「シューイチ」内アニメ(2026年3月〜)。
- まろの判定
- 左右ペアイヤホンの発想の起点になったキャラだが、①収穫期入りでライセンスが高く空白が薄い、②日テレ版権のためテレ朝提案に載せられない、の二点で降格。設計思想はホイラピへ移植済み。
No.13
パペットスンスン
× 比較基準(据え置き)
© CHOCOLATE Inc.
- キャラ名
- パペットスンスン。パペットの国「トゥーホック」に住む6歳の青いモケモケの男の子。
- 方向性
- 癒し。「何もない時間を心地いい時間に変える」。
- 特性
- モケモケの質感、癒しボイス、パペットの動き。魅力の核が全て動的要素。
- 誕生・着火
- 2021年、CHOCOLATEプロデュースで始動。YouTube・TikTokで総フォロワー200万超。
- 受けてる層
- 20〜30代女性中心の癒し需要層。
- IP元
- CHOCOLATE Inc.
- まろの見立て
- 収穫期でコラボ回転数が高く、魅力の核(質感・声・動き)が静的な成型物で再現不能。ガジェット化との根本相性が悪い。「発芽期に張る価値」を測る比較基準として収録。
結論(v2)
- 本命はえもじの子(仮)(ライセンス開放直後の空白)とブルーハムハム(イヤホンに対する設定必然性が全候補最強)の二枚看板。前者はモバイルバッテリー向き、後者はイヤホン向きで、商品カテゴリが被らないため並走できる。
- 直談判枠としてピクイクを新設。発芽期×個人直窓口×左右ペア構造の三拍子で、版元交渉を待たずDM一本で動ける唯一の候補。レポートの外の速度で進める案件。
- CHOCOLATE束(ブルーハムハム・ホイラピ・チェゴシム・ラッコズ/けたくま・んぽちゃむ)は窓口一本で5系統。モバイルバッテリー・イヤホンのキャラ替え回転モデルの基盤として本レポートの背骨。
- モナムヒは宿題。情報が薄い=一番安い可能性。版元特定と現場実査を推奨。
- おでかけ子ザメ・らぶいーず・スンスンは見送り確定。理由は各項の通り。
※「ガジェット未展開」は2026年7月時点の調査範囲での確認。網羅性は保証しない。ライセンス条件・既出商品は実行前に各版元へ直接確認のこと。